失敗しないポイントはずばり、今ではなく未来をみることといえます。
電子カルテは導入してから少なくとも更新のかかる7年は稼働するシステムといえます。
また、ここを強く協調したいのですが、他社にシステムに乗り換える際に、高額なデータコンバート費用を請求するメーカーが大手を中心に数多くいます。
つまり、一度導入するとそのソフトを利用しなくなる際にもお金がかかります。
例えば、某大手の会社は、データコンバート費用だけでも数千万かかります。
本体データは病院のものでソフトウエア会社のものではないのにそのようなケースでトラブルに貼ってすることもあります。
あるいは古いバージョンのソフトは、改定対応を行わないといって新しくソフトを再購入させるようなケースもあります。
長期的に使うソフトであるからこそ、それを前提としたサービスの設計や将来かかる費用についてしっかりとした保証と説明をするべきと考えます。
一つそのようなことを回避したい場合は、10年間でいくらかかるのか?と他社のメーカに乗り換える際の費用はいくらか?といった質問をするのが良いです。
また、多額のシステムを稼働させるためには院内SEを置く必要があります。また、人数についてもできれば複数あればよいなど人的リソースに気を配る必要があります。(中小病院については特に)
良いシステムを作るという考えではなく自院にあったシステムをチョイスするといった考え方がより適切になります。